マサキの部屋

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特捜ロボ ジャンパーソン 第23話「正義の為に死す」について

第23話「正義の為に死す」

1993年7月4日放送 脚本:宮下隼一 監督:三ツ村鐵治

キャロルを失い、復讐の鬼と化したガンギブソンは更生したネオギルドのロボット達を次々と破壊する。その頃、SS-N首領・麗子は人工知能AIを餌とするバイオクリーチャー・麗々虫を誕生させていた。麗々虫は機械の内部に侵入し、その機械を自在に操ってしまう。ジャンパーソンはロボットを破壊するガンギブソンを制止するが、麗々虫の魔の手がすぐそこまで迫っていた・・・。

正義の為に死す

正義の為に死す

  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: Prime Video
 

麗々虫を愛でる麗子様

 

今回は前回のガンギブソン登場編の後日談的エピソードである。冒頭は前回のロボット刑務所での出来事を振り返っている。麗子様もそのことを把握しており、その最中にネオギルド・帯刀コンツェルンに対抗するために麗々虫を誕生させていたのだ。

そして、復讐の鬼と化したガンギブソンがSS-Nの麗々虫の作戦に巻き込まれる。

そう、今回はガンギブソンの打倒ネオギルドへの執念を描きつつ、SS-Nとも因縁が生じたことにより、ガンギブソンが正義に目覚めてジャンパーソンの相棒となるのだ!!

ガンギブソンという新たなヒーローが加わったということで、今回からOPの映像が変わる。二番手としてガンギブソンが加わり、ジャンパーソンもそれに負けじとスタイリッシュかつ、アクティブな面が強調された映像となる。全体的に初期の孤独なジャンパーソンという雰囲気から解放されたOPとなった。それを象徴するように、かおるやガンギブソンという仲間に囲まれ、公私ともに充実してるのか、親指をグッと立てているジャンパーソンのシーンが存在する。かなりの心境の変化である。

 

復讐の鬼ガンギブソン

ネオギルドを裏切ったガンギブソンはロボット刑務所の爆発に巻き込まれて、大切なパートナー・キャロルを失った。ガンギブソンはネオギルドへの復讐に燃えるあまり、街中で更生した元ネオギルドのロボットを次々とガンボルバーで破壊。それによって周平にバスケを教えていた元ネオギルドのロボット・ジャイロも狙撃される。幸い、完全な破壊は免れ、かおるの修理を受けたものの、元々はネオギルド製のロボットのため、パーツは代用版しか存在せず、完全に機能を回復するには至らなかった。

ジャンパーソンはガンギブソンに、ジャイロ達がネオギルドから完全に更生しているを告げ、さらにはジャイロが修理を受けても機能が回復してはおらず、周平が励ます中、必死で自らの足で歩こうとしている場面を見せる。

しかし、ジャイロは倒れてしまう。倒れたジャイロは再度、かおるの修理を受ける為に基地に運ばれるが、ジャイロには麗々虫が取り憑いており、麗々虫が基地内で暴れ出す。

その頃、ジャンパーソンとガンギブソンの前にもう一匹の麗々虫が出現。2人の内部を行き来しながら苦しめる。

ジャンパーソンは麗々虫に取り憑かれ、「俺ごとを撃て!!」とガンギブソンに叫ぶ!!自らを犠牲にしてまで正義の為に闘うジャンパーソンに、心を打たれたガンギブソン

だが、ジャンパーソンから抜け出した麗々虫はガンギブソンに取り憑いた。

一方、基地で暴れまくる麗々虫はボヤに巻き込まれて死んだ。そう、弱点は高熱だったのだ。

それを知ったガンギブソンは自らに火炎放射器・アークファイアーを放射しろと、ジャンパーソンに叫んだ!!

つまり、今回のタイトル「正義の為に死す」とは、ガンギブソンの決意を表していると思われる。そして、ガンギブソンは自らの手で破壊したロボット達に償いをするのだった。

 

今回でやっとジャンパーソンの相棒となるガンギブソン。無鉄砲かつ、すぐに物事を決めてかかるのでヒヤヒヤさせられる場面が多々見られるが、やはりそれでも心強い相棒である。ジャンパーソンも心強い相棒が出来たためか、性格が一段と明るくなったように見える。

今回の物語の軸はガンギブソンの打倒ネオギルドでありながら、登場する敵はSS-Nで、またそのSS-Nがネオギルド、帯刀コンツェルンに対して対抗意識を持っていることが描かれる。この番組には悪の3組織も存在しているということを改めて再確認させられる。

ネオギルドと直接の因縁を持つガンギブソンの登場に伴い、ネオギルドとの戦いはキャロルの仇という形にシフトしていく。

ちょうど中盤を迎えた「特捜ロボ ジャンパーソン」は一段と盛り上がっていくのだった。

 

ゲスト

ジャイロの声・・・本田郁子