マサキの部屋

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特捜ロボ ジャンパーソン 第5話「飛べ俺の胸に!」について

ネオギルド始動!!

順番がバラバラになって申し訳ないが、やはり、ネオギルド始動編ということで取り上げないわけにはいかないと思い、今回この第5話を語りたい。

第5話「飛べ俺の胸に!」

1993年2月28日 脚本:宮下隼一 監督:ミツ村鐵治

ネオギルドは戦闘パターンのデータを元に、相手の攻撃に即座に反応して、先制攻撃を仕掛けるオメガDXを誕生させた。さっそく、ネオギルドはジャンパーソンのデータを得る目的で囚人ロボット達を街で暴れさせ、その上、事故のショックで歩けなくなった少女・早苗を人質に取り、ジャンパーソンを誘き出した。ジャンパーソンは囚人ロボット達を倒したが、そこには戦闘パターンを把握したオメガDXが待ち構えていたのだ!!

飛べ俺の胸に!

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  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: Prime Video
 

ネオギルドのロボット オメガDX(読みはディーエックス)

ジョージ真壁とオメガDX

NG最終決戦!!

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  • 発売日: 2017/01/20
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ジョージ真壁、かっこいい

ジョージ真壁はネオギルドの首領で、冷静沈着に見えるが、自信過剰な部分も存在する人物である。

第2話で悪の組織ギルドはジャンパーソンによって壊滅させられ、そのギルドを率いていたのは自らをサイボーグに改造していたベン藤波だった。ジョージ真壁はベンの異母兄弟の兄であり、彼は弟の野望を引き継ぎ、自らが首領となってネオギルドを結成した。ちなみに真壁曰く、弟の復讐が目的ではないという。

今回、その野望達成の邪魔となるジャンパーソンを抹殺するためにオメガDXを誕生させた。

オメガDXは相手の戦闘パターンをインプットすることで、相手よりも速く攻撃し、完封してしまう恐ろしいロボットである。つまり、ジャンパーソンのジャンデジック(愛用の銃)の抜き撃ちの速度も把握し、それを上回る速度で攻撃できる。オメガDXは完全に特定のものに対する"キラー"タイプのロボットである。

この設定が良くできている。逆に言えば相手の攻撃パターンを全て把握していなければならない。そう、インプットされていない攻撃にはオメガDXは対応できないのだ。自らの特性がアキレス腱になってしまうのである。

真壁はオメガDXに対してかなりの自信を持っており、戦闘データを基にジャンパーソンを劣勢に追い込むオメガDXをモニターで見て得意気になっていたが、それが打ち破られると「データにはあんな武器はなかったぞ!」と狼狽してしまう。

そういった弱さも、真壁の魅力の一つである。

 

今回の見所は、事故のショックで歩けなくなってしまった少女・早苗が歩き出そうとする瞬間である。

早苗はジャンパーソンとオメガDXの戦いに巻き込まれてしまい、炎上する車の前に動けずにいた。ジャンパーソンも戦闘データをインプットしたオメガDXが目の前に立ちはだかっており、早苗を救出できない状況であった。だからこそ、「飛べ俺の胸に!」なのである。

そして、ついにロボット刑務所が登場。ロボット刑務所は前作「特捜エクシードラフト」でも登場した施設である。前作と本作には世界観の繋がりはないが、ある種、ロボット刑務所という人間社会にロボットがしっかりと溶け込んでいる前提の世界観は、「ジャンパーソン」に多大なる影響を与えているのは間違いないだろう。

この回だけでなくその後にも、ロボット刑務所がたびたび登場し、ついには刑務所を舞台としたストーリーも展開される。

 

オメガDXバージョンX?

オメガDXは予告編で最新・最強という触れ込みで紹介されているものの、後に登場するキャラクター達と比べるとそうではないと思ってしまう。しかし、私はオメガDXは最新・最強になれる可能性を秘めているのではないかと睨んでいる。

オメガDXの弱点はデータにはない攻撃に反応できない部分であるが、じっくりと相手の攻撃パターンのデータを収集していれば、その弱点を克服できる。それにメカは改良がつきものである。そう、オメガDXが倒されても2号、3号と試行錯誤を繰り返し、アップデートしていけば、最新・最強になれるのではないだろうか?まさにオメガDXバージョンXである。

なぜ、そこまでオメガDXに熱を上げるのかというと、オメガDXの相手を分析して完封するというスタイルが、私の好きなスタイルだからである。なかなか孫子の兵法的でスマートだ(まぁ、現実の私はまったくスマートではないので、あしからず)。

 

ゲスト

早苗・・・村上由美子