マサキの部屋

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重甲ビーファイター 第28話「真夏の純情幽霊」について

前回は「特捜ロボ ジャンパーソン」第7話「ボクは女の子?」について語ったが、今回はジャンパーソンの記事の投稿を一旦、休んで同じメタルヒーローシリーズの「重甲ビーファイター」第28話「真夏の純情幽霊」について語りたい。

まぁ、今回の内容は前回と同じく恋愛もの、しかも真夏の怪談ものということで季節的にもぴったりであろう。

 

あらすじ

第28話「真夏の純情幽霊」

1995年8月20日放送 脚本:宮下隼一 監督:金田治

真夏の純情幽霊

真夏の純情幽霊

  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: Prime Video
 

ゲストヒロインの幽霊少女・香

ジャマールの傭兵・シニガミアンは幽霊達を操り、人間社会にパニックを引き起こしていた。だが、幽霊の少女・香だけはシニガミアンに操られず、ブルービート=拓也に一目惚れし、その窮地を救った。

だが、香の恋心を利用したジャマールはついに香を操り、ビーファイターに罠を仕掛けた!!

 

前回の第27話「甦るトラ刈り魂」では捨てられた物(粗大ゴミ)の怨念が存在していたが、今回ではついに霊魂が存在する世界観だと判明。

まぁ、元々昆虫をテーマとしたファンタジックな世界観なので不思議なことではないのだが。

今回のジャマール怪人、傭兵シニガミアンは霊魂を操る能力を持っている。そのネーミングの通り、モチーフは死神なので造形はかなり不気味。それにシニガミアンの声は数々の特撮番組で怪人を演じられた依田英助さんである。依田さんの独特の声質も含めてシニガミアンはジャマール怪人のなかでも強烈な存在感を放っている。

一方、ゲストヒロインの幽霊少女・香は女子高生で気が強く、関西弁。

彼女は持ち前の天真爛漫さで物語を引っ掛け回す。というか、その個性の強さに彼女が幽霊であることを一瞬、忘れるくらいである。そんな香は拓也に一目惚れする。また、拓也は第25話でもゲストヒロイン・ラーラとのロマンスがある。拓也はモテるのである。基本的にモテるキャラクターは苦手だが、拓也のモテ方は嫌みじゃない(これ重要!!)。

第22話で登場した、ビーファイターのニューヒロイン・舞は天真爛漫さが売りであったが、今回のゲストヒロイン香と比べると、舞の天真爛漫さはあくまでおっとりがベースであるのが改めて分かる。その対比もちょっと面白い。

そして、他の幽霊達がシニガミアンの能力によって操られるなか、香だけはなぜ、支配下に置かれなかったのかというと、恋人を作ってデートするという生前の夢=この世の未練の強さが、それを断ち切っていたのだ。

そして生前の香は親の都合で転校を繰り返し、友達が出来にくく、また、身体も弱かった。

7月6日(木)

今日は一日中テレビを見ていた。

テレビを見てて気づいたんだけど、明日は七夕。

七夕の日は誰が来てくれるかナ?

もしかして!私のヒコボシ♡が現れたりして!!

ぜーったい!ユカには負けへんから!

この夏の私のテーマはこれできまり!!

 

きっと、きっと元気になって

恋人作ったるねん!

デートしたらねん!

きっと・・・きっと・・・・・

香の日記より

これで生前の香がどんな日々を過ごしていたか、想像がつくだろう。

私も持病で入院していた時に似たような思いで過ごしていたから、彼女の気持ちがなんとなく分かる。

前回と同テーマのエピソードを今回も取り上げたが、お前、こういうの好きだなと思われるだろう。まぁ、その通りだ。せめて物語だけでもロマンを味わなければやってられないぜ!!

今回はラストがエモい。いや、曲の「夏祭り」的なエモさである。

 

第19話から拓也=ブルービートのライバルかつ、番組の中心核のテーマを担ったブラックビートが登場、ただならぬ緊張感を与えているなか、本作のエピソードは緊張をいったんはほぐしている。

しかし、次回でブラックビートが改めて始動、番組のテーマと共に自らの存在を主張しはじめるのであった。