マサキの部屋

特撮・ドラマ・映画その他もろもろについて語ります

七星闘神ガイファード主題歌「永遠の誓い」について

久しぶりに曲について語りたい。そう、今回は「七星闘神ガイファード」の主題歌「永遠の誓い」について語る。

永遠の誓い  作詞/作曲:福山憲三 編曲/KEIME 歌:福山憲三         

正直、本編はまだ未見である。だが、「ガイファード 」には凄い興味があり、やがては本編について当ブログで語ることになるだろう。なぜ、フライングでまだ見ていない番組の主題歌を語るのかと言うと、主題歌がとにかく熱いのだ!!

テレビバージョンではサビの部分に「ガイファード〜♪」というコーラスが入るが、CDではその部分は「ひとり〜♪」という歌詞であり、コーラスではない。そう、本来は曲の中に番組名は一切存在しない。その辺と、歌詞も含めて東映メタルヒーローシリーズの異色作「超人機メタルダー」の主題歌「君の青春は輝いているか」と通じるものがある。

また、テレビバージョンは1番の歌詞が2行削られて短くなっている。

特撮の曲の中でも、かなり熱い部類に入る「遠の誓い」。この曲を聴いていると、普段眠っている男の血が騒ぐのだ!!

いつか答えを確かめるまでは あきらめたりしないどこまでも

そう、この曲は決して諦めない人間の応援歌なのだ。曲調も疾走感溢れていて、福山憲三さんの歌声もハスキーでカッコいい。基本的に私はハスキー系の歌声が好きで、それに憧れてカラオケの時にはわざと声を掠れさせていた。「永遠の誓い」は私の好きなものばかり詰まっているのである。

激しく吹き荒れる風の中に立ち  一人つき進めば  あふれる想いと信じた未来  きっとつかめるはずさ

前述の「一人〜♪」が「ガイファード〜♪」とコーラスになっていることを説明したサビであるが、基本的に歌詞には"一人"というワードが多く、主人公が孤独ながらも夢を追い続ける姿が描かれている。

また、「激しく吹き荒れる〜♪」の部分は曲の1番のサビはということもあって印象的で、カッコいい。それに主人公が逆境の真っ只中にいることが想像でき、それはヒーロー=ガイファードの闘う姿も重なる。

響かない夜のはざまで一人  何度でも明日の夢描き続けた

これは2番の歌詞で、主人公が打ちのめされながらもあきらめない様が浮かぶ。

"響かない"という歌詞が、主人公の空回りっぷりを上手く表現されていて凄い。自分のやっていることが、まったく誰にも響かない・・・。それでも響くように試行錯誤を続けるしかない。この響かないという部分は、現代に通じるものがある。現代は何かしらの発信活動はネット中心だからだ。

この部分が今の自分と重なって励まされる。私は夜型人間なので、だいたい夜中にブログの記事を書いたり、動画の内容を考えたりしている。そんな時に今の自分の状況を考えると、この歌詞とピッタリと当てはまるのである。

永遠に譲れない  遥かな願いを  この胸に抱きしめて  陽が上る坂道を歩いて行けば  きっとつかめるはずさ

これは最後の大サビで、最後まで熱い。「陽が上る〜♪」の歌い方は「陽ぃが上る〜!!」という感じで、聴いているこちらの感情までもマックスで昂ぶる。

私は落ち込んだ時、疲れた時にはだいたい「永遠の誓い」を聴いている。そうすると、忘れかけていた前向きさが舞い戻ってくる。ここまでストレートな熱い歌はなかなか出会えない。

現在の世の中は理論めいていたり、諦めていたりと要所で冷めている部分が見られる。しかし、人間を動かすのは全てにおいてではないが、情熱は必要だと思っている。

だから、「永遠の誓い」こそ、今の私の元気の源なのだ。

「永遠の誓い」を歌う福山憲三さんはテレビドラマ「青春の影」の主題歌「愛をくれよ」(作詞:工藤哲雄 作曲:都志見隆 編曲:藤原いくろう)を歌っており、そちらも好きである。

また、「ガイファード」のエンディングテーマは「befriend」(作詞:川村真澄 作曲:新川雅啓 編曲:京田誠一 歌:渋谷琴乃)は爽やかな曲調で、

辛い日を  くぐり抜けた 人だけが持つ   輝き

という歌詞が印象的。

ならば、あきらめずに不安の日々をくぐり抜けて、輝いてやろうじゃないか!!

 

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特捜ロボ ジャンパーソン 第15話「翼をすてた天使」について

第15話「翼をすてた天使」

1993年5月9日 脚本:扇澤延男 監督:蓑輪雅夫

研究所の爆発事故により全てを失い、当てもなく彷徨っていたロボット・エンジェルは町工場の荘伸鐵所に拾われ、作業ロボットとして働いていた。エンジェルは自らを何の特殊能力のないロボットだと思っていたが、実は帯刀が作らせた破壊工作用ロボットだった。エンジェルは帯刀に命令に従わなければ、大切なものを失うと脅される。そして何者かによって荘伸鐵所の工員が怪我を負わされた。エンジェルはやむなく、帯刀の命令通りに破壊活動をするしかなかった・・・。

翼をすてた天使

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"翼をすてた"エンジェル

今回はエンジェルを中心に物語が進行するが、終盤にジャンパーソンが謎の声に悩まされることになる。この謎の声こそ、ジャンパーソンの謎に大きく関わってくることになる。

 

研究所の爆発事故で全てを失ったエンジェル。そんなエンジェルを偶然、拾ったのが町工場の荘伸鐵所だった。エンジェルは、エンジェルという名を持ちながら翼すらなく、特殊能力もない出来損ないだと言う。

それに対し、荘伸の面々は言った。

社長「出来損ないじゃない野郎がいるのかよ。みんな出来損ないよ。だから寄ってたかって助け合うんだろが。違うのか?」

田中「巡り会えたのも何かの縁だと思わんかい?」

そんな優しい彼らに迎えられ、エンジェルは晴れて作業ロボットとして働くことになった。

荘伸鐵所の雰囲気は非常に和気藹々としている。本当の意味でのアットホームな職場だろう。

そして、荘伸の面々はそれぞれキャラクターが立っている。

それもそのはず、荘伸の面々を演じたのは東映特撮に馴染みのある人ばかりだからだ。

特に、荘伸の工員ロクを演じたのは前作「特捜エクシードラフト」のドラフトブルース=村岡耕作役の河合マモルさんである。セリフも多く、かなり存在感がある。

みんなから愛されるエンジェルだったが、そこに現れる帯刀コンツェルンの秘書セーラとマヤ。幸せな日々はそう長くは続かなかった。

 

残酷な運命に翻弄される天使と、ジャンパーソン

エンジェルは帯刀が発注して作らせた破壊工作用ロボットだった。エンジェルは自分では気づかなかったが、バリアを発生させる能力や銃も内蔵されており、さらには翼もあったのだ。

エンジェルは荘伸の工員ロクたちが何者かに怪我を負わされたことにより、不本意ながら創造主・帯刀の命令に従うしかなかった。

悩めるエンジェルに対し、お前は破壊者としての運命しかないと告げる帯刀。まるで悪魔のような男である。

 

破壊活動を行うエンジェルの前に、どこからともなく現れるジャンパーソン。

そしてジャンパーソンはエンジェルを追い詰める。

そんな時、ジャンパーソンの頭の中に謎の声がよぎる。

「悪を倒せ・・・。」

その声は悪を完全破壊しろ、部品一つ存在させるなと指令する。ジャンパーソンは怯えるエンジェルを前に、その声に支配されぬよう必死に自分を保っていた・・・。

 

エンジェル「ジャンパーソン・・・。同じロボットなら、俺も、俺もお前のように生まれたかった・・・。愛し、愛される、そんなロボットに。」

ジャンパーソン「エンジェル。私も生まれた時は違ったんだ。」

エンジェル「俺なんか・・・、はじめからこの世に生まれてこなきゃ良かったんだよな。」

前回のU2のセリフ

U2「正彦くん・・・。これでよかったんだ・・・。俺は正義のロボットとして生まれてきたかった・・・。」

エンジェルのセリフは前回のU2と重なる部分がある。U2とエンジェル、両者は悪のロボットとして生まれながら、あることをきっかけに誰かと必要とされる存在となった。だが、残酷な運命を司る創造主からは逃れられなかった・・・。

 

なかなか重たい話が続くが、これこそジャンパーソンの魅力の一つであり、一人のロボットの葛藤、「善と悪とは?」などと考えさせられるストーリーはなかなかエグいところを突いている。特に「善と悪とは?」の部分は、一般的なイメージの、勧善懲悪だけの世界と捉えがちの特撮番組ではないということを「ジャンパーソン」が主張しているようである。もっというと特撮番組は割とそういったエピソードが多々存在しているが。

それに「善と悪とは?」というテーマながら、主人公ジャンパーソン自身が過剰な正義を主張する、自らの謎の声に悩まされるというはなかなか奥深い。

また、悪側に属しながら自分の境遇に葛藤を抱えるキャラクターというテーマは、この回の脚本を担当した扇澤延男氏の真骨頂であろう。扇澤氏の脚本の「さまよう冷凍男」のアイスマンのように、エンジェルの声を演じた上田祐司さんの温厚な声がストーリーの悲壮感を際立たせている。

シリアスなストーリーだが、ラストは荘伸の面々の優しさに溢れたものとなっている。

そして「悪を倒せ。」という声の正体と、ジャンパーソンの謎が明らかとなる・・・。

 

ゲスト

社長・・・西尾徳

田中・・・依田英助

ロク・・・河井マモル

治・・・田中優

エンジェルの声・・・上田祐司

特捜ロボ ジャンパーソン 第14話「爆破寸前の友情」について

第14話「爆破寸前の友情」

1993年5月2日 脚本:中野睦 監督:小西通雄

ネオギルドの工作ロボ・U2はジャンパーソンとの戦闘中に高所から転落し、逃亡。その直後、階段の踊り場から落ちる少年正彦を助けた。そう、U2は転落のショックによって記憶回路に支障をきたし、善良なロボに生まれ変わっていた。だが、ジョージ真壁は計画の漏洩を恐れ、U2捜索のためにドールマンを差し向けていたのだった。

爆破寸前の友情

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物語はジャンパーソンとU2の戦闘から幕を開ける。建物の屋上で両者は闘っており、U2はジャンパーソンに飛びかかるが、ジャンデジックを食らってそのまま地上に転落し、記憶を失って善良なロボットになっていた。

U2はネオギルドの黒いプロテクターの戦闘ロボットギルブラッカーの系統ではなく、単純に特殊工作用ロボットである。なので戦闘力は高くはなく、武器はマシンガン以外装備している様子はない。そして顔は男前。

U2を追う、最新鋭変身型ロボットドールマンは普段は人間の姿だが、戦闘形態になるとギルブラッカー系統の黒いプロテクターを身に纏い、長い爪を武器に戦う。また、顔が銀色になる。顔はドールマン演じる神威狂児さんに直接メイクを施しているが、これがかなり存在感がある。また、神威狂児さんは前作「特捜エクシードラフト」でカルロス東郷を演じていたため、ドールマンは強キャラの雰囲気を醸し出している。

 

少年とロボットの友情

正彦は父親の形見であるBMWのエンブレムをいじめっ子に奪われそうになり、階段で揉み合っているうちに、踊り場から転落。そこにジャンパーソンから逃れたU2に偶然、助けられた。

正彦はU2を「おじさん」と呼び、心を通わせていく。

だが、ドールマンの攻撃や冒頭のジャンパーソンとの戦いでU2の身体はボロボロであった。それでもひたすら、U2の身を案じる正彦。

そして、U2は断片的だが自らの記憶を取り戻す。そう、自分が真壁の命令で爆弾を仕掛けていたことを!!

ジャンパーソンはU2が善良なロボットになっていることを知り、追って来たドールマンを退ける。

しかし、U2は爆弾の設置場所を思い出すことが出来ず、ジャンパーソンに自分の心臓部を切り開いて、記憶回路をハッキングしてくれと頼む。リスクを伴う行為であったが、U2の思いを汲み、ジャンパーソンは心臓部を切り開いて、記憶回路をハッキングし、爆弾を仕掛けた場所を突き止めた。

その時、U2は自らが今まで行って来たことを完全に思い出す。U2は各所で爆弾事件を起こしていたのだ。

U2はジャンパーソンの技術によって心臓部を切り開かれても無事で済んだが、ドールマンの残骸の手が不気味に動き始めた・・・。

 

今回の話はなかなかシリアスである。少年とロボットの友情がテーマだが、爽やかなものではなく、実に悲劇的なのだ。

U2「正彦くん・・・。これでよかったんだ・・・。俺は正義のロボットとして生まれてきたかった・・・。」

U2のセリフが次回にも繋がっていると思われる。このセリフはなかなか考えさせられるものがある。人間は自らの生き方について考えることがあるが、生まれてきた場所によって自らの生き方が半ば決まってしまうことがある。

「特捜ロボ ジャンパーソン」はロボットの人生を描きながら、人間に対してもそれを突きつけている。なかなか、哲学的なテーマを担った番組である。表面的には善と悪の戦いだけに見えるが、実際にはその戦いの狭間で苦しむ者達の姿が描かれている。

「ジャンパーソン」は全体的に考えさせられるエピソードが多い。1話完結のエピソードはなかなかの曲者揃いである。

そして次回、ジャンパーソンの出自について少しばかり言及されることになる。そう、ジャンパーソンの謎に、少しずつ近づいてるのだ。

 

ゲスト

U2・・・軍司真人

ドールマン・・・神威狂児

正彦・・・青木海

特捜ロボ ジャンパーソン 第13話「JP(ジャンパーソン)は超古代兵」について

ジャンパーソンの正体判明!?

第13話「JP(ジャンパーソン)は超古代兵」

1993年4月25日 脚本:浅香晶 監督:小西通雄

超古代文明のエネルギーを奪うためにSS-Nのバイオ兵士軍団は東部大学を襲撃。その混乱の中、研究員ユカリに超古代文明の神官メイリンが宿り、またジャンパーソンも何処からともなく現れ、バイオ兵士達を蹴散らした。メイリン曰く、ジャンパーソンは超古代文明が遺した無敵の鉄鋼兵らしい。ついにジャンパーソンの正体が明らかになるのだろうか?

JPは超古代兵

JPは超古代兵

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分かりづらいが、手前で倒れ込んでいるが鉄鋼兵

教えてくれて 君は誰だ どこから来て そしてどこへ 君の謎はぼくたちの夢さ

「特捜ロボ ジャンパーソン」作詞:山川啓介 作曲:浜 圭介/編曲:若草 恵 唄:大矢 晋 コーラス:森の木児童合唱団

主題歌の通り、番組初期はジャンパーソンの出自などを一切明かさず、突如現れた"謎の特捜ロボ"ということで、視聴者にその興味を抱かせていった。

そして第13話にてやっと、ジャンパーソンの謎についてアプローチがあったのだ。

今回のサブタイトルは「JPは鉄鋼兵」。サブタイトルの通り、ジャンパーソンの正体は超古代文明が遺した鉄鋼兵ではないか?というこで物語が進行していく。

今回登場する組織はSS-N。大崎という男がバイオ兵士隊を率いている。大崎自身もバイオ兵士であり、銃撃を受けてもびくともしない。その大崎を演じたのは高橋利道氏。東映特撮ファンにはお馴染みの方である。なので大崎は非常に存在感がある。

そして今回の肝である、"超古代文明"の研究をしているのが東部大学で、その研究員の平野ユカリに超古代文明の遺跡の出土品の指輪によって神官メイリンが憑依する。

劇中、東部大学のドアには"富嶽山系超古代文明調査室"とある。「特捜ロボ ジャンパーソン」の世界は超古代文明が実在しているのである。

大学の警備にあたるのは久しぶりの登場の高井戸刑事。そして今回が最後の出演となる。そのためか、物語の中心的人物となっている。

また、ユカリと初対面の際、「こんな可愛い子と知り合えてラッキー!」と心の中で言っていた。そういったことを思っているあたり、素直で好感が持てる。今回を持って番組からフェードアウトしてしまうのは非常に惜しまれる。

 

超古代文明と鉄鋼兵

超古代文明の神官メイリンは語った。かつてこの世界は超科学文明であったという。鉄鋼兵とは超科学文明が生み出した無敵の警備兵団だった。鉄鋼兵は自動で善悪を識別する能力を持ち、世界中のあらゆる場所に配備されていた。彼らの活躍によって悪は激減したが、追い詰められた悪人達は鉄鋼兵の電子頭脳を混乱させ、鉄鋼兵に人間側と戦わせるように仕向けた。そして人間側と鉄鋼兵の壮絶な闘いが幕を開けた。

人間側は辛くも鉄鋼兵に勝利したものの、その代償として文明は崩壊した。

再び、科学を悪用する者達が現れた時のために、鉄鋼兵を導く神官メイリンと一体の最強の鉄鋼兵が長い眠りにつくことになった。

そしてジャンパーソンは長い眠りから覚めた鉄鋼兵で、遺跡には鉄鋼兵の制御装置が隠してあるという。

「ジャンパーソン」は超古代文明が存在し、さらには幽霊、超能力、宇宙人も存在するという、オカルトのオンパレードな世界観である。そもそもだが、オカルトと特撮は相性が良い。オカルトの想像緑は作品のスケールを大きくする。

私は信じていないがオカルトには興味はある。だが、現実と虚構の境目はしっかりと線引くことは忘れないようにしている。

 

JPは鉄鋼兵であるのか?

ジャンパーソンが鉄鋼兵であることを聞きつけたSS-Nの首領・麗子様は、遺跡にある制御装置を手に入れて、ジャンパーソンを自らの戦力に加えることを大崎に命令。

大崎は制御装置を手に入れ、ジャンパーソンに指令を出すが・・・。

「私は正義のためだけに戦う!!」

ジャンパーソンには通じない。ジャンパーソンは鉄鋼兵ではなかったのだ!!

だが、ついに本物の鉄鋼兵が目覚めさせてしまう。そう、ジャンパーソンと鉄鋼兵は外観が似ているだけであった。

鋼兵は頭部から放つ光線で大崎、バイオ兵士達を一撃で消滅させる。そして制御装置の無理な操作によって、電子頭脳に混乱をきたした鉄鋼兵は制御不能となってしまった!!あの悪夢がもう一度繰り返されるのか!?

今回、ジャンパーソンの謎は明らかにならなかったが、その謎が明らかになるもそう遠くはない。

 

ゲスト

高井戸志郎刑事・・・片桐順一郎

大崎・・・高橋利道

平野ユカリ/メイリン・・・夏目純

特捜ロボ ジャンパーソン 第5話「飛べ俺の胸に!」について

ネオギルド始動!!

順番がバラバラになって申し訳ないが、やはり、ネオギルド始動編ということで取り上げないわけにはいかないと思い、今回この第5話を語りたい。

第5話「飛べ俺の胸に!」

1993年2月28日 脚本:宮下隼一 監督:ミツ村鐵治

ネオギルドは戦闘パターンのデータを元に、相手の攻撃に即座に反応して、先制攻撃を仕掛けるオメガDXを誕生させた。さっそく、ネオギルドはジャンパーソンのデータを得る目的で囚人ロボット達を街で暴れさせ、その上、事故のショックで歩けなくなった少女・早苗を人質に取り、ジャンパーソンを誘き出した。ジャンパーソンは囚人ロボット達を倒したが、そこには戦闘パターンを把握したオメガDXが待ち構えていたのだ!!

飛べ俺の胸に!

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ネオギルドのロボット オメガDX(読みはディーエックス)

ジョージ真壁とオメガDX

NG最終決戦!!

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ジョージ真壁、かっこいい

ジョージ真壁はネオギルドの首領で、冷静沈着に見えるが、自信過剰な部分も存在する人物である。

第2話で悪の組織ギルドはジャンパーソンによって壊滅させられ、そのギルドを率いていたのは自らをサイボーグに改造していたベン藤波だった。ジョージ真壁はベンの異母兄弟の兄であり、彼は弟の野望を引き継ぎ、自らが首領となってネオギルドを結成した。ちなみに真壁曰く、弟の復讐が目的ではないという。

今回、その野望達成の邪魔となるジャンパーソンを抹殺するためにオメガDXを誕生させた。

オメガDXは相手の戦闘パターンをインプットすることで、相手よりも速く攻撃し、完封してしまう恐ろしいロボットである。つまり、ジャンパーソンのジャンデジック(愛用の銃)の抜き撃ちの速度も把握し、それを上回る速度で攻撃できる。オメガDXは完全に特定のものに対する"キラー"タイプのロボットである。

この設定が良くできている。逆に言えば相手の攻撃パターンを全て把握していなければならない。そう、インプットされていない攻撃にはオメガDXは対応できないのだ。自らの特性がアキレス腱になってしまうのである。

真壁はオメガDXに対してかなりの自信を持っており、戦闘データを基にジャンパーソンを劣勢に追い込むオメガDXをモニターで見て得意気になっていたが、それが打ち破られると「データにはあんな武器はなかったぞ!」と狼狽してしまう。

そういった弱さも、真壁の魅力の一つである。

 

今回の見所は、事故のショックで歩けなくなってしまった少女・早苗が歩き出そうとする瞬間である。

早苗はジャンパーソンとオメガDXの戦いに巻き込まれてしまい、炎上する車の前に動けずにいた。ジャンパーソンも戦闘データをインプットしたオメガDXが目の前に立ちはだかっており、早苗を救出できない状況であった。だからこそ、「飛べ俺の胸に!」なのである。

そして、ついにロボット刑務所が登場。ロボット刑務所は前作「特捜エクシードラフト」でも登場した施設である。前作と本作には世界観の繋がりはないが、ある種、ロボット刑務所という人間社会にロボットがしっかりと溶け込んでいる前提の世界観は、「ジャンパーソン」に多大なる影響を与えているのは間違いないだろう。

この回だけでなくその後にも、ロボット刑務所がたびたび登場し、ついには刑務所を舞台としたストーリーも展開される。

 

オメガDXバージョンX?

オメガDXは予告編で最新・最強という触れ込みで紹介されているものの、後に登場するキャラクター達と比べるとそうではないと思ってしまう。しかし、私はオメガDXは最新・最強になれる可能性を秘めているのではないかと睨んでいる。

オメガDXの弱点はデータにはない攻撃に反応できない部分であるが、じっくりと相手の攻撃パターンのデータを収集していれば、その弱点を克服できる。それにメカは改良がつきものである。そう、オメガDXが倒されても2号、3号と試行錯誤を繰り返し、アップデートしていけば、最新・最強になれるのではないだろうか?まさにオメガDXバージョンXである。

なぜ、そこまでオメガDXに熱を上げるのかというと、オメガDXの相手を分析して完封するというスタイルが、私の好きなスタイルだからである。なかなか孫子の兵法的でスマートだ(まぁ、現実の私はまったくスマートではないので、あしからず)。

 

ゲスト

早苗・・・村上由美子

重甲ビーファイター 第28話「真夏の純情幽霊」について

前回は「特捜ロボ ジャンパーソン」第7話「ボクは女の子?」について語ったが、今回はジャンパーソンの記事の投稿を一旦、休んで同じメタルヒーローシリーズの「重甲ビーファイター」第28話「真夏の純情幽霊」について語りたい。

まぁ、今回の内容は前回と同じく恋愛もの、しかも真夏の怪談ものということで季節的にもぴったりであろう。

 

あらすじ

第28話「真夏の純情幽霊」

1995年8月20日放送 脚本:宮下隼一 監督:金田治

真夏の純情幽霊

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ゲストヒロインの幽霊少女・香

ジャマールの傭兵・シニガミアンは幽霊達を操り、人間社会にパニックを引き起こしていた。だが、幽霊の少女・香だけはシニガミアンに操られず、ブルービート=拓也に一目惚れし、その窮地を救った。

だが、香の恋心を利用したジャマールはついに香を操り、ビーファイターに罠を仕掛けた!!

 

前回の第27話「甦るトラ刈り魂」では捨てられた物(粗大ゴミ)の怨念が存在していたが、今回ではついに霊魂が存在する世界観だと判明。

まぁ、元々昆虫をテーマとしたファンタジックな世界観なので不思議なことではないのだが。

今回のジャマール怪人、傭兵シニガミアンは霊魂を操る能力を持っている。そのネーミングの通り、モチーフは死神なので造形はかなり不気味。それにシニガミアンの声は数々の特撮番組で怪人を演じられた依田英助さんである。依田さんの独特の声質も含めてシニガミアンはジャマール怪人のなかでも強烈な存在感を放っている。

一方、ゲストヒロインの幽霊少女・香は女子高生で気が強く、関西弁。

彼女は持ち前の天真爛漫さで物語を引っ掛け回す。というか、その個性の強さに彼女が幽霊であることを一瞬、忘れるくらいである。そんな香は拓也に一目惚れする。また、拓也は第25話でもゲストヒロイン・ラーラとのロマンスがある。拓也はモテるのである。基本的にモテるキャラクターは苦手だが、拓也のモテ方は嫌みじゃない(これ重要!!)。

第22話で登場した、ビーファイターのニューヒロイン・舞は天真爛漫さが売りであったが、今回のゲストヒロイン香と比べると、舞の天真爛漫さはあくまでおっとりがベースであるのが改めて分かる。その対比もちょっと面白い。

そして、他の幽霊達がシニガミアンの能力によって操られるなか、香だけはなぜ、支配下に置かれなかったのかというと、恋人を作ってデートするという生前の夢=この世の未練の強さが、それを断ち切っていたのだ。

そして生前の香は親の都合で転校を繰り返し、友達が出来にくく、また、身体も弱かった。

7月6日(木)

今日は一日中テレビを見ていた。

テレビを見てて気づいたんだけど、明日は七夕。

七夕の日は誰が来てくれるかナ?

もしかして!私のヒコボシ♡が現れたりして!!

ぜーったい!ユカには負けへんから!

この夏の私のテーマはこれできまり!!

 

きっと、きっと元気になって

恋人作ったるねん!

デートしたらねん!

きっと・・・きっと・・・・・

香の日記より

これで生前の香がどんな日々を過ごしていたか、想像がつくだろう。

私も持病で入院していた時に似たような思いで過ごしていたから、彼女の気持ちがなんとなく分かる。

前回と同テーマのエピソードを今回も取り上げたが、お前、こういうの好きだなと思われるだろう。まぁ、その通りだ。せめて物語だけでもロマンを味わなければやってられないぜ!!

今回はラストがエモい。いや、曲の「夏祭り」的なエモさである。

 

第19話から拓也=ブルービートのライバルかつ、番組の中心核のテーマを担ったブラックビートが登場、ただならぬ緊張感を与えているなか、本作のエピソードは緊張をいったんはほぐしている。

しかし、次回でブラックビートが改めて始動、番組のテーマと共に自らの存在を主張しはじめるのであった。

特捜ロボ ジャンパーソン 第7話「ボクは女の子?」について

今回は放送日に注目!!

第7話「ボクは女の子?」

1993年3月14日 脚本:鷲山京子 監督:石田秀範

ボクは女の子?

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かなり個性的な怪盗・坂倉

少年ミツルは街中で偶然、少女ユリカとぶつかる。それからミツルは自分がユリカになって、砂糖を塩にすり替えたり、財布を盗んだりするという不思議な夢を見るようなっていた。一方、天才・帯刀は怪盗・坂倉を雇い、展示会で旧ロシア王朝の宝石「雪の女王」を盗むことを計画。その関係者であったユリカは、坂倉に脳波を操られており、夢という形で雪の女王を盗むシミュレーションが行われていた。そしてミツルは偶然にもその夢を受信してしまっていたのだった・・・。

 

今回は「君の名は。」的なエピソードである。

そして、今回の放送日は3月14日=ホワイトデー。ホワイトデーにふさわしいエピソードだ。

番組初期はジャンパーソンの素性を明かさないため、今回のジャンパーソンの出番は少ない。だが、それが後に効いてくる。その代わりにゲストキャラクター・ミツルが話の中心となっている。

そのミツルの風貌は素朴という感じでかなり好感が持てる。また、ミツルには同学年と思われるヨシキとリッコという友達がおり、ミツルと共に活躍。

そんな素朴なミツルに対し、ゲストヒロイン・篠原ユリカ(ユリカのみ名字が存在)は裕福な家庭の娘で、憧れのマドンナという感じ。

ミツルはユリカと出会った瞬間、一目惚れしたようだ。

それから、ミツルは自分がユリカになっているという不思議な夢を見るようになる。

そしてユリカの曽祖母は旧ロシア王朝のピアニストであり、ユリカは展示会で旧ロシア王朝の宝石「雪の女王」をお披露目する役割であった。

ユリカを利用して雪の女王を盗もうとする怪盗・坂倉は非常に個性的な悪役で、昔のバットマンに出てきそうな風貌である。また、坂倉の手下も昔のギャング風だったりする。

そんな坂倉を演じたのは赤星昇一郎さん。かなり濃いキャラクターである。しかも、劇中にてスキンヘッドに近い坊主になのに育毛剤を頭皮にパンパン、振っているのが印象的。

なぜ、坂倉がユリカを操っていたのかというと、3ヶ月前にユリカが病気で入院した際、本人の知らぬ間にマインドコントローラーを仕掛けていたのだ。

そして雪の女王の展示会でユリカに偽物と本物をすり替えさせるために、そのシミュレーションをユリカの脳波に送り続けるという、かなり準備をした計画だった。

ミツルがユリカの夢を見続けたのは、偶然にもミツルの脳波がユリカと同じであり、夢という形で受信していたのだった。

ついにミツルはユリカが雪の女王を盗むことを察知。このままではユリカが逮捕されたしまう!!それを阻止しようと会場に向かうミツル。健気である。

また、ミツルを冷やかしながらも何かと協力してくれるヨシキとリッコが素晴らしい。

だが、秘密を知ってしまったミツル達とユリカは坂倉に始末されそうになる。

絶体絶命のピンチ!!

そんな時、紫の狼ことジャンパーソンがJPカードを投げつけ、満を持して登場!!カッコいい!!

坂倉達とジャンパーソンの戦闘中、攻撃に巻き込まれた時には、何かとユリカを庇うミツル。いや、ミツルもカッコいいぞ!!

 

子供を守るヒーロー、ジャンパーソン。特撮番組=子供番組を字で行くヒーローである。

そしてラスト、ミツル達とユリカに敬礼をするジャンパーソン。その姿に痺れる!!

こういう話って個人的に大好き。少年と少女のロマンスと、かっこいいヒーローが両立する世界観。

大人になった今見ると心が洗われる。

ユリカに気があるくせに、冷やかされるとムキになるミツルが可愛いらしい。大人だったら、ムキなるよりも照れるくらいで、まんざらでもなかったりする。でもその年頃はなぜか、自分の好意を周りに否定したくなるのである。

また、好きな娘を守るために必死になるミツルの真っ直ぐさを見ると、忘れたはずのピュアな心が一瞬、蘇るような気がする。ミツルも立派なヒーローだ。

今回、ホントにホワイトデーにぴったりなエピソードでしょ?

大人になるとピュアな心なんて脆いものだが、時にはこういうエピソードに想いを馳せて、ピュアさを充電したいものだ。

ゲスト

坂倉・・・赤星昇一郎
篠原ユリカ・・・高橋千代
ミツル・・・鎌手宣行
ヨシキ・・・嶺岸和城
リッコ・・・滝本有美