マサキの部屋

特撮・ドラマ・映画その他もろもろについて語ります

特捜ロボ ジャンパーソン 第24話「史上初倒せぬ敵」について

今回は久しぶりに長く語ります!!

第24話「史上初倒せぬ敵」

1993月7月11日放送 脚本:扇澤延男 監督:三ツ村鐵治

SS-Nは並みの攻撃を受けても、ビクともしない不死身の人造人間モドキを生み出した。ジャンパーソンはモドキを人間と判断して倒すことができなかった。だが、モドキは自分が人間そっくりであることに葛藤を覚え始めた時、飛び降り自殺を図った女性を咄嗟に助ける。一方、モドキを倒すことに躊躇するジャンパーソンに対し、かおるは完全抹殺すべきだと説く・・・。

史上初倒せぬ敵

史上初倒せぬ敵

  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: Prime Video
 

不死身の人造人間モドキ

 

今回のテーマは「人間とは?」であろう。シリアスかつ、深いテーマの物語であるが、モドキと女性のロマンスも同時に描かれる。しかも、それがなかなか味わい深く、物語のテーマを引き立てている。

今回は制作上の都合か、相棒となったガンギブソンは登場しない。また、登場する組織は前回に続きSS-Nとなっている。

SS-Nは人間そっくりの人造人間・試作品第一号のモドキを生み出した。モドキは人工タンパクでできており、銃で撃たれたり、刃物で傷つけられても、死ぬことはない。血の代わりに流れるのは泡状の液体である。しかし、ジャンパーソンの武器ジャンバルカンを食らってしまったら、流石にひとたまりもないようである。モドキの注目すべきところは戦闘力ではなく、人間そっくりという部分である。ジャンパーソンには相手を人間、ロボット、またはそれ以外かを判断する能力があり、ジャンパーソンは完全にモドキを人間と判断する(特に、人間に化けているネオギルドのロボットを見破る時に活躍する能力)。それくらい、精巧に造られているのである。基本的にジャンパーソンは敵が人間の場合、命を奪うことはない。

SS-Nはこの作戦が成功した場合、モドキ=人造人間を大量に誕生させる計画だった。この作戦の発案者はダヴィンチ犬山。凄いネーミングだ。

今回は、SS-N=悪の組織によって生み出されたモドキが自分の存在に対して葛藤を持ち、さらには主役のヒーロー・ジャンパーソンもモドキに対して複雑な感情が芽生えていくという、単純に善と悪の戦いではない物語となっている。

登場する敵側のキャラクターをただの敵とせず、バックボーンや感情の揺れによって、善と悪だけでは割り切れない複雑な事情を描くというのは、今回の脚本の扇澤延男氏の真骨頂ともいえる。それに実質、ジャンパーソンとモドキの戦闘は無い。

今回のサブタイトル「史上初倒せぬ敵」である。つまり、その意味はジャンパーソンが物理的ではなく、倫理観的に倒せないということであろう。

そんなモドキを演じたのは土門廣さんである。そう、土門さんは「仮面ライダーZO」の麻生勝や、「ジャンパーソン」の次回作「ブルースワット」のシグを演じているのだ。土門さんのちょっと哀しげな目が非常に印象的。

今回に限り、かおるはかなり冷淡である。モドキの存在を容認せず、逆にモンスターとして骨の一欠片、血の一滴も残さず、完全抹殺をせよとジャンパーソンに告げる。まるでかつてのジャンパーソン=MX-A1のようだ。

 

死なないモドキと名もなき女

モドキ「人口タンパクでも、親からなんか産まれなくても、俺は人間だ!!」

冒頭、モドキは家出人公開捜査の番組を見て、人間は親や子供や夫婦だとか面倒なしがらみを抱えてると、犬山に言う。しかし、犬山は3年前に妻子に逃げられたらしい(ディテールが細かい)。それに対し、事情がよく分かっていないモドキは"面倒なものがなくなって良かった"的なリアクションをする。しかし、これがフリになっているから凄い。

モドキはジャンパーソンが自分を完全に人間と判断したことで、少しずつ自分の存在に疑問を持ち始める。人間そっくりなのに、人間じゃない・・・。モドキは雑踏の中、親子を見つめる。そんな時、飛び降り自殺を図った女性が目の前に降ってくる。咄嗟に女性を助けたモドキは廃墟となった建物に連れて行き、保護する。しかし、女性は「死なせてくれれば良かったのに・・・。」と言う。その言葉を受けたモドキは「死ねる人間は幸せだよな・・・」と呟く。しかも、女性を見つめる眼差しがなんとも言えない。

モドキはSS-Nに戻り、自分をいっそのこと醜い怪物に改造してくれと訴える。だが、聞き入れるはずもなく、モドキは「俺は人間だ!!」と叫び、SS-Nから逃亡。

ここまででお気づきの方はいると思うが、今回のもう一人のゲスト・自殺未遂をした女性の名前は登場していない。なぜかというと、役名が存在しないのである。OPはおろか、DVDのブックレットにも記載がない。つまり、敢えて役名がないということだ。これも凄い。

浜辺で話すモドキと女性。ここはかなりロマンティックなシーンである。まるで当時のトレンディドラマでも見ているかのようだ。

しかし、かおるにモドキを完全抹殺するように諭されたジャンパーソンは居場所を突き止め、二人の目の前に現れる。

かおるがモドキを完全抹殺すべき理由は、モドキの存在を認めてしまったら、人間社会、さらには歴史が混乱をきたすからだという。

その折、モドキを追ってきたSS-Nの一味が現れ、ジャンパーソンの動きを封じ、しかも、女性に対し、モドキが人間でないと事実を突きつけた上で、モドキを連れ去ってしまう。

だが、ジャンパーソン一人に手を汚させるわけにはいかないと、かおるがやってくる。

女性はジャンパーソンにモドキを殺さないでと懇願するが、かあるはモドキがいくら人間そっくりでも、私たちとは違うと冷たく突き離す。

それに対して女性は反論する。

女「私たちって、どういう意味ですか・・・?人間なんてみんな一人ずつ違うじゃないですか!幸せな人も、不幸せな人も、寂しい人も・・・。どうして、どうして自分が、自分こそが、人間の代表みたいなそんな偉そうな言い方するんですか!!親から生まれた人間と、科学で造られた人間、生まれてしまえばそれにどんな違いがあるって言うんですか・・・。」

凄いセリフである。

みんな違うのに、さも自分が何かの代表かのように主張する・・・。今は誰もが発言できる時代であるから、我々現代人は心に刻みたい。

しかも、セリフの内容はさることながら、このセリフは正義側が言ったのではなく、正義側に向けられたものだから尚更凄い。

基本的に正義側=主役は間違いを正すような役割だが、今回は逆に間違いを突きつけられている。絶対に正しい主役ではなく、時には間違うというのは、作品としてのリアリティを高めている。これは私の意見だが、作品内部には、自己=主役に問題提起する視点は時には必要だと思う。

 

今回、かおるはかなり冷淡でかつ、それにMX-A1のような過剰な言動が垣間見れた。とてもMX-A1をジャンパーソンとして蘇らせたと人と、同じ人には思えない。もしかすると、かおるのそういった一面が、MX-A1の思考になんらかの影響をもたらしていたとするならば、納得できなくなくもない。だが、そんなかおるも自らの言動を最終的に改めることになる。

そして、ラストのセリフも素晴らしい。

モドキ「俺は人間じゃない・・・。」

女「人間って何?平気で人を傷つけたり、人の心を踏み躙ったりできる人間より、生きる悲しさ知ってるあなたの方がどれだけ人間らしいか・・・。違う、違いますか?」

「人間とは?」と尋ねられて、"ホモ・サピエンス"と答えることはできるが、哲学的には明確に答えることはできない(それを考えるのが哲学)。

しかし、改めて思うのが、今回のエピソードは現代に必要だと思う。

見せかけだけの現代を切り裂く「特捜ロボ ジャンパーソン」は、今になってじわじわと切れ味を増しているのかもしれない。

 

ゲスト

モドキ・・・土門廣

ダヴィンチ犬山・・・早坂直家

女・・・白石なつみ

特捜最前線 第370話「隅田川慕情!」について

今回は「特捜ロボ ジャンパーソン」を一旦、休んで「特捜最前線」について語りたい。気がつけば、「特捜」を当ブログで語るのは約1年ぶりとなっていた・・・。

第370話「隅田川慕情!」

1984年6月27日 脚本:塙五郎 監督:辻理

f:id:masakips:20201217121358j:image

隅田川沿いの団地で一人暮らしの老人が殺害さされた。現場にあったライターから、前科者・平沼雄一という若者の指紋が検出される。事件直前に被害者と、派手なジャンパーを着た若者らしき男が一緒に居たという目撃証言や、被害者が抵抗した際に出血させた犯人の血液型と雄一の血液型が一致していたため、雄一の容疑が深まるが・・・。

 

 

本作「隅田川慕情!」と、以前当ブログで語った、本作の前話である第369話「兜町・コンピュータよ、演歌を歌え!」と、第367話「六本木ラストダンス!」は東京の街シリーズという企画を元に制作されており、それぞれのタイトルの場所に因んだエピソードとなっている。だから今回は隅田川に因んだエピソードなのだ。

そして今回の主役は吉野刑事。基本的に「特捜」で一番好きな刑事は吉野刑事だ。

特命課は容疑者・平沼雄一の行方を捜索し、吉野刑事と叶刑事は雄一の妹・頼子をマークする。

そんな雄一と頼子は過去に、一家心中で隅田川に入水し、父親と共に助かったが、母親だけが助からなかった。その後、父親は蒸発し、家族はバラバラになった。

今回の個人的な見所は、吉野刑事が頼子=若者と接したことにより、若者に対して抱いていた不満を特命課の本部でぶちまけるシーンである。

本作の脚本は塙五郎氏。塙氏は「特捜」のライターを長年担当し、番組の中でもかなり重いエピソードを提供してきた。今回も例に漏れず、重いエピソードである。しかし、辛い境遇ながらそれを感じさせない頼子のキャラクターが、エピソードの重さを打ち消している。

 

吉野刑事の不満

特命課の本部で課長はじめとする刑事達の前で、若者に対して不満を漏らす吉野刑事。

つまり個性が無いんすよ。知ってんでしょ、あの喋り方。"それで、だから"、どいつもこいつもおんなじ。個性がないということはつまり主張がない。目先の興味であっちへフラフラ、こっちへフラフラ。何をやってもすぐ飽きる、続かない。怒りゃ拗ねし、褒めりゃつけ上がる。平気で嘘はつく。そのくせ、育児が無いときてる。

全否定である。

そんな吉野刑事は17歳の時、天下を取るくらいの気合いを持って青春を生きていたそうだ。また、頼子が隅田川水上バスを乗っていたことについてはこう切り捨てている。

ananとかnon-no見て、ただ面白がってるだけだよ。古いものの本当の良さなんか分かっちゃいないんだ。

だが、吉野刑事は事件が進むにつれて頼子、雄一=若者を信じるようになっていく。

吉野刑事の若者に対しての言葉はかなり辛辣だ。まぁ、17歳の頃、天下を取るくらいの気合いで生きている人は吉野刑事くらいだろう。そんなことをハッキリと言うもんだから、みんなに笑われている。

しかし、若者に対して辛辣な言葉は、ラスト、頼子に向ける吉野刑事の素敵な笑顔のフリとなっているのだから凄い。吉野刑事を演じた誠直也さんの笑顔はマジで素敵なのだ。

 

今回「隅田川慕情!」は味わい深い作品である。若者=頼子が中心に描かれているが、被害者の老人の哀愁も並行して描かれている。そう、家族に捨てられた一人暮らしの老人だったのだ。亡くなった老人に素っ気ない遺族に対して、紅林刑事と橘刑事が怒りをぶつけるシーンが存在。また、被害者と年齢が近いのか、老刑事船村が要所要所で活躍している。

「特捜」は刑事ドラマの中でもかなり地味な部類である。派手さでは勝負せず、早計な結論も出さず、じっくりと構えながらドラマを進行していく。つまり、その地味さこそ、「特捜」の魅力そのものなのだ。しかも、事件そのものではなく、事件に関わる人間達の人生もリアルに描かれている。そう、バックボーンがしっかりしているからこそ、骨太な刑事ドラマとして「特捜」は唯一の輝きを放っているのだ。

今回の脚本を執筆した塙氏は、転落した弱者が犯罪者になってしまうストーリーが多い。そのストーリー性は私がよく語っているメタルヒーローの脚本を数多く担当した扇澤延男氏と重なる。

私が脚本家さんの名前を意識するようになったのは、こういった素晴らしい脚本家さんの作品に出会えたからなのだ。この出会いがなければ、私はこのブログもやっていなかっただろう。

 

ゲスト

平沼頼子・・・小林聡美

雄一・・・美木良介

父親・実・・・谷村昌彦

特捜ロボ ジャンパーソン 第23話「正義の為に死す」について

第23話「正義の為に死す」

1993年7月4日放送 脚本:宮下隼一 監督:三ツ村鐵治

キャロルを失い、復讐の鬼と化したガンギブソンは更生したネオギルドのロボット達を次々と破壊する。その頃、SS-N首領・麗子は人工知能AIを餌とするバイオクリーチャー・麗々虫を誕生させていた。麗々虫は機械の内部に侵入し、その機械を自在に操ってしまう。ジャンパーソンはロボットを破壊するガンギブソンを制止するが、麗々虫の魔の手がすぐそこまで迫っていた・・・。

正義の為に死す

正義の為に死す

  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: Prime Video
 

麗々虫を愛でる麗子様

 

今回は前回のガンギブソン登場編の後日談的エピソードである。冒頭は前回のロボット刑務所での出来事を振り返っている。麗子様もそのことを把握しており、その最中にネオギルド・帯刀コンツェルンに対抗するために麗々虫を誕生させていたのだ。

そして、復讐の鬼と化したガンギブソンがSS-Nの麗々虫の作戦に巻き込まれる。

そう、今回はガンギブソンの打倒ネオギルドへの執念を描きつつ、SS-Nとも因縁が生じたことにより、ガンギブソンが正義に目覚めてジャンパーソンの相棒となるのだ!!

ガンギブソンという新たなヒーローが加わったということで、今回からOPの映像が変わる。二番手としてガンギブソンが加わり、ジャンパーソンもそれに負けじとスタイリッシュかつ、アクティブな面が強調された映像となる。全体的に初期の孤独なジャンパーソンという雰囲気から解放されたOPとなった。それを象徴するように、かおるやガンギブソンという仲間に囲まれ、公私ともに充実してるのか、親指をグッと立てているジャンパーソンのシーンが存在する。かなりの心境の変化である。

 

復讐の鬼ガンギブソン

ネオギルドを裏切ったガンギブソンはロボット刑務所の爆発に巻き込まれて、大切なパートナー・キャロルを失った。ガンギブソンはネオギルドへの復讐に燃えるあまり、街中で更生した元ネオギルドのロボットを次々とガンボルバーで破壊。それによって周平にバスケを教えていた元ネオギルドのロボット・ジャイロも狙撃される。幸い、完全な破壊は免れ、かおるの修理を受けたものの、元々はネオギルド製のロボットのため、パーツは代用版しか存在せず、完全に機能を回復するには至らなかった。

ジャンパーソンはガンギブソンに、ジャイロ達がネオギルドから完全に更生しているを告げ、さらにはジャイロが修理を受けても機能が回復してはおらず、周平が励ます中、必死で自らの足で歩こうとしている場面を見せる。

しかし、ジャイロは倒れてしまう。倒れたジャイロは再度、かおるの修理を受ける為に基地に運ばれるが、ジャイロには麗々虫が取り憑いており、麗々虫が基地内で暴れ出す。

その頃、ジャンパーソンとガンギブソンの前にもう一匹の麗々虫が出現。2人の内部を行き来しながら苦しめる。

ジャンパーソンは麗々虫に取り憑かれ、「俺ごとを撃て!!」とガンギブソンに叫ぶ!!自らを犠牲にしてまで正義の為に闘うジャンパーソンに、心を打たれたガンギブソン

だが、ジャンパーソンから抜け出した麗々虫はガンギブソンに取り憑いた。

一方、基地で暴れまくる麗々虫はボヤに巻き込まれて死んだ。そう、弱点は高熱だったのだ。

それを知ったガンギブソンは自らに火炎放射器・アークファイアーを放射しろと、ジャンパーソンに叫んだ!!

つまり、今回のタイトル「正義の為に死す」とは、ガンギブソンの決意を表していると思われる。そして、ガンギブソンは自らの手で破壊したロボット達に償いをするのだった。

 

今回でやっとジャンパーソンの相棒となるガンギブソン。無鉄砲かつ、すぐに物事を決めてかかるのでヒヤヒヤさせられる場面が多々見られるが、やはりそれでも心強い相棒である。ジャンパーソンも心強い相棒が出来たためか、性格が一段と明るくなったように見える。

今回の物語の軸はガンギブソンの打倒ネオギルドでありながら、登場する敵はSS-Nで、またそのSS-Nがネオギルド、帯刀コンツェルンに対して対抗意識を持っていることが描かれる。この番組には悪の3組織も存在しているということを改めて再確認させられる。

ネオギルドと直接の因縁を持つガンギブソンの登場に伴い、ネオギルドとの戦いはキャロルの仇という形にシフトしていく。

ちょうど中盤を迎えた「特捜ロボ ジャンパーソン」は一段と盛り上がっていくのだった。

 

ゲスト

ジャイロの声・・・本田郁子

ガンギブソン登場!!特捜ロボ ジャンパーソン 第21、22話について

ベイベーbyガンギブソン

※今回は前後編のため、2話まとめて語りたい。

第21話「挑戦!最強ロボ」

第22話「激突JP対GG」

1993年6月20、27日 脚本:宮下隼一 監督:蓑輪雅夫

ジャンパーソンはついにロボット刑務所に潜入。しかし、そこにはネオギルドの暗殺ロボ・ガンギブソンとパートナーのキャロルが控えていた。そう、ロボット刑務所の中枢はネオギルドによって支配されており、ジャンパーソンの動きを察知したガンギブソンはジャンパーソンとの一対一のバトルを望む。だが、ジョージ真壁に撥ね付けられてしまう。ガンギブソンはジャンパーソンと戦うためにキャロルと共にネオギルドに裏切った!!

挑戦!最強ロボ

挑戦!最強ロボ

  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: Prime Video
 
激突JP対GG

激突JP対GG

  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: Prime Video
 

 

今回は変則的な構成となっている。前編の冒頭、変装したジャンパーソンが警備兵、ガンギブソンから攻撃を受けるシーンで幕を開け、その経緯を振り返る形で物語が進行する。そして前編の後半から、それ以降の物語が描かれる。

ついに今回は、あのロボット刑務所に実態が描かれることになる。

これまでロボット刑務所は名称だけであるが、たびたび登場し、視聴者にその存在感を少しずつアピールしてきた。

ロボット刑務所は本来、犯罪を犯して逮捕されたロボットの戦闘モードを消去し、作業用ロボットとして更生させる施設であった。しかし、ジャンパーソンはロボット刑務所がネオギルドの陰謀に加担していると睨み、第5話の段階でロボット刑務所を調べる必要があることを示唆していた。

だが今回はロボット刑務所が登場するだけではなく、番組に新風を吹かす存在のガンギブソンが登場!!ここから、ネオギルドとの戦いに新たな側面が加わることになる。

ジャンパーソンはかおるの大学の先輩であり、ロボット刑務所の主任研究員・鳴海博士の協力を得て、別のロボットに変装して潜入。

案の定、ロボット刑務所はネオギルドに支配されており、囚人ロボットにネオギルドの回路を仕込み、更生させたと見せかけて社会に潜伏させていた。

そして、ロボット刑務所の所長・氷室はネオギルドのロボットで、ジョージ真壁の命令でロボット刑務所を操っていたのだ。氷室の武器である特殊な警棒には、電流のようなものが流れており、相手の動きを一時的に止めることができる。

一方、ガンギブソンはジャンパーソンと一対一の戦いをしたいとジョージ真壁に進言。ジョージ真壁は一兵士の分際で・・・とガンギブソンの進言を退けた。それがガンギブソンとキャロルのネオギルド離反を招く。ガンギブソンはジャンパーソンと戦うためにキャロルと共に、刑務所の囚人ロボット達を操り、暴動を起こした!!

そして、キャロルが見守る中、ジャンパーソンとガンギブソンのバトルが開始される。同等の力を持つ両者の戦いは実に見応えがあり、ジャンパーソンもいつになく、気合いが入っている。

しかし、ネオギルドは3人諸共、抹殺しようと目論み、その戦いの最中に割って入る。それによってジャンパーソンとガンギブソンは共闘、さらには友情が芽生えはじめていた・・・。

 

今回はついにガンギブソンが登場。かおるに続き、番組に新風をもたらした上に、路線すら変えるという大きな役割を持ったキャラクターだ。ジャンパーソンは当初、孤高のヒーローであったが、これを機にジャンパーソンは力強い相棒を手に入れ、コンビものとして「特捜ロボ ジャンパーソン」は新たな路線を走ることになる。

ガンギブソンのキャラクターはアウトローで、そもそも組織には向かないタイプ。あのジョージ真壁と折り合いが悪いのは想像に難しくない。いや、ジョージ真壁は部下の扱いが酷すぎる。そんな、ジョージ真壁は今回、ロボットのような描写が存在する。

これ以降、アウトローのガンギブソンと生真面目なジャンパーソンによる真逆なコンビが描かれ、それに伴い、ジャンパーソンがより人間味を増していく。ガンギブソンは感情的になりやすく、何事も決めてかかるのでジャンパーソンに制止されることがしばしばあるが、頭は切れるので、やはり頼もしい相棒である。

そんなガンギブソン2丁拳銃使いで、リボルバー式のガンボルバーと連射式のブローソンを愛用。特にガンボルバーにはホーミングブリットという機能があり、グリップと撃鉄の間にある十字キーで、撃った弾丸を操作することができる。また、GGスレイヤーというバイクを所有。しかし、GGスレイヤーにはジャンパーソンの愛車ダークジェイカーのような特筆すべき機能はないようだ。

ガンギブソンのパートナー、キャロルは剣を武器とするロボットで、ガンギブソン人工知能AIをベースに製造されていた。ガンギブソンとジャンパーソンの戦いを見守り、ジャンパーソンと共闘した際には非常に協力的だった。だが・・・。

 

ネオギルドと因縁が生じたガンギブソンは打倒ジョージ真壁を誓ったものの、まだ、完全にはジャンパーソンの仲間になったわけではなかった。

 

ゲスト

鳴海博士・・・加藤佳男

氷室・・・志村要

 

ガンギブソンの声・・・鳥居賞也

キャロルの声・・・高坂真琴

特捜ロボ ジャンパーソン 第20話「忍法デスマッチ」について

戦うパパはカッコいい!byコマンドー

第20話「忍法デスマッチ」

1993年6月13日 脚本:鷺山京子 監督:小西通雄

SS-Nのドクター甲賀は忍者の子孫のDNAに眠る忍者の能力をDNA復活装置によって目覚めさせ、忍者軍団を結成させることを目論んでいた。そして、周平の友人ユウのパパが誘拐される。そう、ユウのパパは伝説の忍者・猿飛佐助の子孫であったのだ。ドクター甲賀はパパをDNA復活装置にかけて無理矢理、超人的な能力を与えるが、隙を突かれて脱出を許してしまう。しかし、ドクター甲賀率いる忍者軍団がその後を追うべく出撃する!!

忍法デスマッチ

忍法デスマッチ

  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: Prime Video
 

前回に続き、敵の組織はSS-N。しかもタイトルの通り、忍者ものである。

ドクター甲賀は忍者の子孫を拉致し、DNA復活装置によってDNAに眠る忍者の能力を蘇らせ、その細胞を一般市民に移植し、忍者軍団を結成を目論む。だが、DNA復活装置によって忍者の能力を得ても、1時間で元に戻ってしまうというデメリットがある。そのため、DNA固定光線でDNAを固定する必要がある。

そんなドクター甲賀は本名は青木政男といい、SS-N加入以前は忍者の研究をしていた生物学者で、国際的に禁止されている遺伝子実験を行って、学会から追放されたというバックボーンを持つ。

そして、ドクター甲賀によって伝説の忍者・猿飛佐助の能力を得るのがユウのパパである。ユウのパパは普段はだらしなくて頼りない。しかも、ユウには若干、呆れられている。だが、猿飛佐助の能力を得た途端に、今までの頼りなさは全く消えて、かっこいいパパに変貌する。このギャップがたまらない。

「ジャンパーソン」の今までの流れから見ると、今回は忍者ものということで、やや風変わりに見えなくもない。しかし、テーマは家族愛であり、個人的に好きな回である。

また今回、ジャンパーソンがいつも敵に投げつけるJPカードをカードケースから取り出す描写が存在する。愛銃ジャンデジック、ジャンバルカンに比べて、マニアックなアイテムになるが、JPカードケースもちゃっかり玩具として発売されており、そのPRも兼ねているのだろう。

 

ぐうたらでも"パパ"

ユウのパパを拉致し、DNA復活装置にかけて猿飛佐助の能力を与えたドクター甲賀だったが、DNA固定光線を浴びせる前にパパは超人的なパワーで、ドクター甲賀率いる忍者軍団を蹴散らして、脱走してしまう。

だが戦闘の際、パパは負傷し、その血が床にこぼれ落ちていた。ドクター甲賀は少量だが、猿飛佐助の血液を採取したのだった。

SS-Nから脱走したパパは追っ手が来るのを察知し、ユウを連れて逃げる。普段のぐうたらとは違うパパの勇ましい姿に驚くユウ。

だが、ドクター甲賀はユウの母を人質に取り、パパに自らの元へ戻るようにと迫る。さらには一般市民に忍者の細胞を植え付けており、自らの一味に加えていたのだった。

絶対絶命の状況の中、ジャンパーソンが駆けつけ、ユウのパパと共闘する。

しかし、DNA復活装置のタイムリミットが訪れ、元のパパに戻ってしまう。乱戦の中、パパだけは煙幕を使って逃げることができたが、ユウとママはドクター甲賀一味に捕まってしまった。しかも、ジャンパーソンは落とし穴の罠にかかり、爆弾を投げ込まれ爆発!!

 

ドクター甲賀の基地に連れ去られたユウとママは檻の中に閉じ込められていた。ママはパパがまさか、助けに来るはずがないと失望していた。

そんな時だった!!

パパが単身、基地に乗り込んできたのだ。

自らの首筋に刀を突きつけて・・・。自分が死ねば、ドクター甲賀の望むものは手に入らないと、自分の命と引き換えに人質を解放するように要求した。

そしてパパはユウに言った。

「ユウ、パパのこと覚えといてくれよ。だらしがなくて、カッコ悪いパパだったけど・・・」

 

今回の脚本は鷺山京子さんである。以前、鷺山京子さんが担当した第7話「ボクは女の子?」を当ブログで語ったが、そこでもゲストキャラクターの男らしさとジャンパーソンのヒーローとしてのかっこよさが描かれている。

普段だらしないぐうたらパパの命を賭けた、敵との駆け引きはちょっと感動した。確かに猿飛佐助の能力を得て、一時的にジャンパーソンと共に闘う姿はカッコ良かったが、物語の重要な部分はそこではなく、本当のパパが取ったこの行動にこそ、家族への愛が描かれているのだ。

また、あのセリフもユウへの本物の愛を感じられる。

今回、忍者ということでちょっと変わった回だと思っていたが、ユウのパパの行動がこの回の見方を変えた。

またラストも爽やかで、これも第7話のラストと方向性が似ている。そう、オーソドックスなヒーローのカッコ良さを改めて感じたのだ。

 

そして次回、ついにヤツが姿を現す!!二丁の拳銃を携えたアイツが・・・。

 

ゲスト

ドクター甲賀/青木政男・・・大谷朗

ユウのパパ・・・吉田幸

ユウのママ・・・宮脇順

ユウ・・・倉片陽介

特捜ロボ ジャンパーソン 第19話「怪盗!電送魔女」について

第19話「怪盗!電送魔女」

1993年6月6日 脚本:増田貴彦 監督:小西通雄

謎の怪盗パンサー・レディは電送装置を使って宝石展からブルーダイヤを盗み出した。それはSS-Nが電送装置を使ってバイオ兵士達を国の中枢に送り込み、ジャックする計画の一端であり、盗まれたブルーダイヤは電送装置のエネルギー源だった。パンサー・レディが次に狙う場所を割り出したジャンパーソンはそこで待ち構える。だがパンサー・レディは電送装置の端末でジャンパーソンの内部に入り込んだ!!

怪盗!電送魔女

怪盗!電送魔女

  • メディア: Prime Video
 

 

前回、「悪を倒せ!」というトラウマを克服したジャンパーソンが今度は人間のトラウマを克服させるという姿が描かれる。ストーリーの軸はパンサー・レディとジャンパーソンの攻防だが、それと並行して描かれるのが、パンサー・レディを追うゲストキャラの関町刑事のドラマである。

関町刑事はかつて警視庁一の射撃の名手であったが、過去の事件で人質となった少女・里美を謝って狙撃し、歩行困難という後遺症を負わせてしまい、そのトラウマから銃を撃つことができなくなった。それを知ったジャンパーソンは我が身を顧みず、パンサー・レディとの攻防の中で関町刑事のトラウマを解消させようとする。

関町刑事の出番はかなり多く、今回の実質的に主人公と言える。

また、関町刑事には高瀬という"相棒"の刑事がいる。

前回の前後編から登場した、かおるは今回もジャンパーソンのメンテナンスを行い、博士兼ヒロインとしてジャンパーソンの身を案じる姿が描かれる。これから、かおるの存在が徐々に番組に溶け込んでいくようになる。

今回の敵パンサー・レディは電送スーツに身を包み、武器である爪、ムチ、尻尾を駆使して人間を簡単に倒すことができる。また、動きもかなり俊敏である。

そんなパンサー・レディの正体は石黒小夜子(27歳!)という帝都大の物理学部講師で、物質電送理論の権威だった。

パンサー・レディは首領の麗子様に気に入られてるようで、部下としても特別扱いされている。それはラストでもそれは貫かれた。

 

トラウマを克服したジャンパーソン

関町刑事と高瀬刑事の目の前で、パンサー・レディはジャンパーソンの胸部に電送装置の端末をつけて内部に侵入、ジャンパーソンの内部のメカを攻撃。このまま攻撃を受け続ければ、ジャンパーソンは破壊されてしまう。ジャンパーソンがこのピンチから脱する方法は、胸部の電送装置の端末を取り外すことだった。そうすることによってパンサー・レディを内部から引きずり出せるが、今のジャンパーソンには自力でそれをできない。

高瀬刑事は射撃の名手だった関町刑事にジャンパーソンの胸部に付けられた端末を銃で撃ち落とすように頼むが、関町刑事は里美を誤って撃ってしまった記憶がよぎり、撃つことができない。

たまりかねたジャンパーソンはスカイジイカーを呼び、バルカン砲で自らを射撃。強引に端末を撃ち落としてパンサー・レディを内部から引きずり出した。しかし、ジャンパーソンのダメージは大きく、パンサー・レディを逃してしまう。

リターンマッチ、ジャンパーソンは自らが愛用するジャンデジックを関町刑事に託す。それは同じ悪と戦うものとして関町刑事を経ち直らせるためだった。

そんな関町刑事は定期的に里美のリハビリ施設を訪れており、両者には交流がある。元々、関町刑事が里美を誤射してしまったのは、人質の里美が銃を携えた犯人に対抗したためであり、関町刑事が犯人に向けて発砲しなければ、里美に生命の危険があるという、極めて難しい状況下での発砲であった。そういったこともあってか、里美は関町刑事を恨んではおらず、むしろ、立ち直って欲しいと願っていた。

自分を責めて銃を撃たなくなった関町刑事と、自分の足で歩こうと懸命にリハビリに励む里美。この二人の対比を見守るのが、相棒の高瀬刑事であった。

ジャンパーソンは正義のために戦うだけでなく、人間の感情にも寄り添うことができるようになった。これは劇中で特に言及されてはいなかったが、ジャンパーソンは自らのトラウマを振り切ったからこそ、関町刑事のトラウマを解消させたかったのだろう。

ジャンパーソンの過去と新レギュラーかおるの登場という怒涛の新展開が行われた前話から、本作で通常の1話完結に戻ったものの、ジャンパーソンの新たな一面が垣間見れる一本であった。

ゲスト

関町刑事・・・石田圭祐

高瀬刑事・・・小山力也

パンサー・レディ=石黒小夜子・・・村上聡美

里美・・・飛田恵里

 

【関連記事】

特捜ロボ ジャンパーソン 第17、18話について

※今回は前後編のため、2話まとめて語りたい。

第17話「初公開JP基地」

第18時「JP誕生秘話!!」

1993年5月23、30日 脚本:宮下隼一 監督:ミツ村鐵治

国連研究員・三枝かおるが来日。だがその道中、国際兵器マフィア・ジェフ権藤の一味が襲撃。そこにジャンパーソンが駆けつけ、一味を鎮圧するが、ジャンパーソンはまた謎の声に襲われる。そう、かおるはジャンパーソンの謎の声を解明するために来日したのだった。

権藤とかおるの経緯を知った帯刀は、かおるとジャンパーソンの関係を睨み、襲撃に失敗した権藤を利用。ジャンパーソンの謎を暴くと同時に抹殺を計画、恐ろしい罠を張り巡らせた!!

初公開JP基地

初公開JP基地

  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: Prime Video
 
JP誕生秘話!!

JP誕生秘話!!

  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: Prime Video
 

緑のジャンパーソン=プロトタイプMX-A1。ジャンパーソンと比べると過剰装備である。

今回は前後編で、ついに番組の序盤の肝=ジャンパーソンの謎が明かされる。それに伴って新レギュラー・三枝かおると弟・周平が登場。特にかおるは、やっと登場した番組のヒロイン兼博士のポジションで、ジャンパーソンのメンテナンスを行うと同時に精神的支柱でもある。

それまでのジャンパーソンは"一匹狼"だったが、かおる、周平という仲間に囲まれたことにより、人間味が増していくことになる。また、ジャンパーソン基地も登場し、ジャンパーソンは人間味だけで無く、ヒーロー味も増していく。

そして今回の敵は帯刀。ジャンパーソンとかおるの関係に勘付き、ジェフ権藤を利用してそれを暴こうとする。また、今回はジャンパーソンの謎が明かされるということからか、帯刀だけでなく、出番は少ないがジョージ真壁、綾小路麗子も登場!各組織の動きも並行して描かれた。

ジャンパーソンの謎を説くキーとなるのが、第15話から悩まされる「悪を倒せ」という謎の声。ジャンパーソンはその声が頭の中をリフレインすると、正義の名の下に悪を徹底的に破壊しろと命令される。ジャンパーソンは必死に自分を保っていたが、その声は徐々に強くなっていった。

ジャンパーソンの声の謎を説くために来日したかおるは国連研究員であり、ロボット工学の若き天才で、平和利用のための超高性能のロボットの開発プロジェクトの一員だった。つまり、かおるはかなりの重要人物であり、だから兵器マフィアの権藤に目をつけられていた。

そんなかおるは3年前に警視庁科学装備開発班の助手として在籍していた。

そう、警視庁科学装備開発班・・・、これがジャンパーソンの誕生の秘密なのだ。

ジャンパーソンは元々3年前にかおるの在籍する警視庁科学装備開発班によって開発された、MX-A1というロボットだったのだ。しかし、プロタイプジャンパーソン=MX-A1の思考は過剰な正義感によって突き動かされ、テストの際にはロボット達を情け容赦無く破壊した。警視庁はMX-A1を危険と判断し、MX-A1も破棄されることになった。

だが、かおるによって人工知能とボディに手が加えられ、MX-A1はジャンパーソンとして生まれ変わったのだ。

ジャンパーソンは生まれ変わったはずだったが帯刀、ネオギルド、SS-Nとの激闘の中で、抑制されたはずのMX-A1の思考がトラウマとして蘇り、「悪を倒せ!」と指令していたのであった。

そんなジャンパーソンは第15話でエンジェルに言った。

ジャンパーソン「エンジェル、私も決して祝福されて生まれてきたわけではなかった。お前と同様、忌まわしい生い立ちを持つ。しかし、それを自らの意思で断ち切った。どう生まれたかが問題ではない。どう生きてくかが重要なんだ。」

これは自身が、MX-A1であったことを踏まえてのセリフだろう。悪のロボットが自らの生き方に葛藤するテーマが続き、そして今回、主役であるジャンパーソンの境遇を明かすことで、そのテーマの流れを盛大に締めくくった。

それにMX-A1の過剰な正義の声は、現代社会が抱える問題と通じるものがある。そう、現代社会は悪と認識されてしまうと徹底的に攻撃を受ける。

MX-A1は寛容性を手に入れることでジャンパーソンとしてよみがった。我々は寛容性の欠けた現代社会で生きなければならないというのはなかなか苦しい。

 

「朝焼けのララバイ」 作詞:山川啓介 作曲:浜圭介 編曲:若草恵 歌:大矢晋

あいつも夢を  見るのだろうか  誰かを愛して  いるのだろうか

これは番組のエンディング「朝焼けのララバイ」の歌い出しの歌詞だが、前述の通り本作以降、ジャンパーソンは人間味を増し、「朝焼けのララバイ」に相応しいキャラクターとなっていく。

かおるの登場によってジャンパーソンは大きなバックアップを手に入れたが、それはまだ序章に過ぎず、後に番組の路線変更の象徴ともいうべきキャラが登場し、「特捜ロボ ジャンパーソン」はまた一段と盛り上がりを見せていく。

ゲスト

ジェフ権藤・・・阪本良介